先日、池田支部の南さん(あめんぼうさん)から、市民共闘の講座で「狭山」をしゃべってくれないか」との電話がありました。私などが話しても、たいしたことはないので、辞退したいとも思ったのですが、せっかくの声かけでもあり、引き受けさせていただきました。7月1日(金18時から(場所は池田駅近辺の予定)ですので、聞いてやろうと思われる方はお越し下さい。
で、何をしゃべれるんやろうと今から心配をしています。「ストーン・リバー」のとりくみ報告が中心にならざるをえませんが、「狭山」の状況からすれば、第3次でいかに勝つのかということが最大のポイントになっていることもあり、それは裏をかえせば、なぜ「負け」続けているのかとの問いに通ずると思います。ここに焦点を定めた議論がそれぞれの場所で、どこまでできるのかが極めて大事だと思います。そして、それはいつもの顔ぶれではなかなかできないことであることは私自身も実感しており、違った場所で、違った人たちとの交わりのなかでこそ成立するような気がします。
だから、私自身としては7月1日の場をそのような一つとして位置づけて、とりあえずは議論の材料を提供する役割くらいは果たそうと思う次第です。あとは、参加者からの議論百出を期待したいと。
ただ、私は現在の「狭山闘争」の進め方について、どちらかといえば批判的な立場です。例えば、「5.24」にしても肯定的な評価が圧倒的のようですが(むろん、プラス面を評価するのはやぶさかではありませんが)、手放しでいいのかという醒めた見方をしています。なぜ、今までそうしたことができなかったのか?今回との違いは何なのか?ここをきちんと総括すべきだと思うのです。結果オーライではだめだと。
まあ、私の異見はすごくかたよりがありますから、あちこちに角が立つ心配もします。でも、そこは名とどろかせている「池田」のことですから、大船に乗ったつもりでいきたいと思います。
と き 7月1日(金) ごご6時
ところ 市職員会館2階第1会議室(池田市役所の駐車場南側)
テーマ 私的狭山闘争考「重なる敗北の先に“佳き日”を迎えるために」