今回、藤田さんの来豊は一泊二日で、18日は「人権サロン」で、明くる19日は第五中学校での「人権問題講演会」という予定だった。
その19日は、おりからの連日の雨で、何と早朝に大雨洪水警報が発令され、生徒たちは自宅待機という思わぬハプニングに巻き込まれた。10時までに解除されなければ休校になるということで、やきもきしながら空を見上げ、天気予報に釘付けに。
私は、この日早朝、雨の千里川を見ようと散歩に出かけたが、その時にはちょうど警報が発令されていたようだが、知る由もない。9時前に学校へ行くと、会場の体育館は静まり返り、生徒の気配もしない。玄関に校長がいて、聞くと警報がでているとのこと。あ~あ、なんということ。
しかし、みんなの想いが通じたのか、何と10時5分前に解除になる。もうこれは奇跡に近い。かくしてハラハラドキドキはメデタシメデタシに。
生徒たちの集まりも心配されたが、結局、普段通りの登校状態になったらしい。ホテルで待機していた藤田さんも駆けつけ、予定どおり講演会は大成功。藤田さんの話はわかりやすく、子どもたちもどんどん引き込まれていったようだ。
かくして一泊二日のこゆ~い藤田デイズは終わった。いっぱい残してくれたおみやげの整理はこれからだ。とりあえず、3日がかりで、18日の2時間あまりの話の素おこしがほぼおわりかけ目前だ。当日はあっという間に過ぎた感じで、咀嚼する間はなく、改めて聞きながら、話の内容の濃さに驚いている。できるだけ早くまとめて、公にできるようにしたいと思う。乞うご期待。