「同和はこわい考」の著者であり、「こぺる」編集人の
藤田さんが来豊することになった。
「こわい考」の出版が1987年だからもう19年前になるが、当時、読んだときの記憶は定かではないが、言いにくいことをズバッという人だなあということ、自らの体験を生々しく綴っていることが印象に残った。
ところが、解放運動のなかでは、「地対協」の意見具申に対する反発がおこっていた時期でもあり、解放新聞に批判見解が掲載され、「焚書」同然の扱いにされた。
当時の私は解放運動に本格的に関わって20年という時期で、いささか“疲れ”がたまり、先行きを模索し始めてはいたが、わゆる運動の主流の立場におり、藤田さんが提起した問題をきちんとは受け止めていなかった(今、できているとも言い切れないが)。
その10年後に私は運動の一線から離れ、10年間後に復帰するが、その10年間に見聞したことが今につながっているが
「こぺる」や
「こわい考通信」には大いに触発を受けた。
藤田さんを一度は豊中にという思いを個人的にずっと抱いていたから、ワクワク、ドキドキしている。
●予定
と き:7月18日(火) 午後7時~
ところ:豊中人権まちづくりセンター
主 催:とよなか人権文化まちづくり協会