早智子さんのHPの予定欄に告知されているが、4月14日(金)に「全国狭山活動者会議・住民の会交流会」(13時~、部落解放同盟中央本部)が開催される。5月と10月の「市民集会」を前にした恒例の会議で、「弁護団報告」や当面の『方針』提起などがあり、最後に「意見交換」が行われる。私もこれまで何度か参加し、その都度、「意見」を述べてきたが、いつも後味の悪い思いをして会場をあとにしてきた。
その理由ははっきりしている。論議すべきことが論議されず、決めるべきことが決まらないからだ。形式に則った同じようなパターンの会議の繰り返しになっているからだ。それまでの会議で提起されたことをふまえ、より深めるものを峻別し、会議のテーマにすえるという当たり前のことをしないからだ。本来は、現状を変えるための踏み出しに向けて、何が必要なのか、欠けているものは何なのかを明らかにし、不可能と思えることを可能にするためのプログラムを創り出す場であるべきだ。
きっと、14日の会議もこれまでと同じようなスタイルで行われるだろう。そうとはわかってはいても、ここは行くしかないとも思っている。そして、また言わずもがなのことを言ってしまうだろう。