去る9月8日に「全国狭山活動者会議&住民の会交流会」が7行われた。第29回三者協議(8月29日)とその後の「記者会見」、「新証拠」のマスコミ報道をうけての会議で、注目されたはずだ。記事によれば80人が参加したとある。しかし、会議のレポートは「冤罪・狭山事件」以外にどこからも発せられないという「異様ぶり」だった。全国版と大阪版は「定型」のレポートで、機微に関わるようなことは書かれていない。参加者からどんな報告、発言、質問があり、どのような「議論」めいたことがあったのか、それこそが大事なことだろう。まあ、仕方がない、これが「現実」なのだから。
●「解放新聞」第2779号(16.9.19)より
●「解放新聞」(大阪版)第2074号(16.9.25)より