「知らなかった」、「(知ったので)適切に対処した」、いかがわしい献金があっても「返した」、大臣が辞任した日に不適切な行動をしていても「問題ない」などなど、自民党のいかがわしさ、傍若無人ぶりは目に余る。しかし、先頭に立ってこれを糾すべき野党第一党の民主党も「同じ穴のムジナ」よろしく、腰が引けている。そうこうする間に、自公は着々と「壊憲」策動を推し進めている。バカげたことと笑ってしまいそうになるが、安倍ちゃんは本気モードなのだ。政治の腐敗と歴史の逆行は歩調を同じくするのかもしれない。
●「週刊金曜日」1029号(2015.2.27)より