10月17日に弁護団が提出した「手ぬぐい」に関する「新証拠」は、その後、どうなったのかわからないが、明らかに「確定判決」に合理的な疑いをさしははさむ「新証拠」だ。証拠書類の偽造までも明らかになっており、事件・裁判自体が根底から覆されていると言っていい。
「世界」に掲載された菅野さんの記事がそれらについて、詳細に論じているので、詳しくはそれを参照していただくとして、ここでは、改めて裁判でどんなやりとりがあり、どう認定されたのかを確認しておきたい。
以下は、第2審第14回公判での証人尋問の記録・その(1)だ。