●読売新聞(12月6日)夕刊
「秘密保護法案」が大詰めにあるなか、政府は今日、原発は「エネルギー需給構造の安定性を支える重要なベース電源」との一文を盛り込んだエネルギー基本計画の3次改訂案を発表した。民主党政権は「2030年代にゼロ」との目標を設定したが、依存度を「可能な限り低減させる」との方針に改め、原発の重要性を再認識する方向にかじを切った。
事故から1000日を経ても収束の見通しはおろか、事態のコントロールすらできていないのに、早々と方針転換、というよりも時計の針を戻した。やりたい放題だ。こんな政府に誰がした?紛れもなく私たち有権者だ。そのツケが早々とまわってきている。