5月23日の要請行動の際に、東京高裁からは丁寧な「受取書」をいただいたことは記した通りですが、一方の東京高検は、持ち帰って検討するとのことで、その場ではいただけませんでした。あくる日に電話があり、「前例がないから出せない」との返事がありました(私は不在で、代わりの者が対応)。
当然、もらえるものと思っていたのでびっくりです。某かのものを受け取り、求められれば、それを証するものを返すのは当たり前のルールです。それを「前例がないから・・・」と言って拒否するなど論外だと思います。前例踏襲は官僚の悪しき伝統・体質であることは、周知のことですが、未だにその病魔に侵されている東京高検は、自らの姿を鏡に映して見るべきです。
早晩、こんな対応は行き詰まることはあきらかです。それがわからないのであれば、もうドツボにはまるしかないでしょう。猛省を求めます。