この間、「東電OL殺人事件」や「袴田事件」「福井中学生殺人事件」の再審請求審の動きが続いているが、「足利・布川」の流れを確実にするためにも、これらの事件の行方はとても大事だ。再審開始決定への圧力を強めよう。
さて、9月の声を聞いているが、まもなく、狭山事件の8回目の三者協議が行われるはずだ。しかし、前回は前日に持たれた集会も、今回はいまだお知らせはなく、事前か事後か、あるのかないのかも、全くわからない。どこからもそれに関わる情報は出てこず、静かに時間だけが過ぎていっている。
1回目の三者協議(2009年9月10日)からやがて2年になるが、検察の証拠隠しをうち破り、一部であれ新たな証拠開示をかちとり、かつてない局面を切りひらいてきた。今こそ、「三次で決着を!」との合言葉のもと、この勝負所を超えなければならない。そのためには、衆知と人知と英知の結集が不可欠だろう。
第55回全国青年集会(2011.8.20)で