狭山第3次再審、山場へ!
9月10日、狭山事件の第三次再審請求を担当している東京高裁第4刑事部(門野博裁判長)は、弁護団(中山武敏)および東京高検の担当検事(坂口順造?)と「三者協議を行った。埼玉新聞は以下のように伝えている。

証拠開示、高検判断へ 狭山事件3次再審請求

狭山市で1963年5月、学校帰りの高校1年の女子生徒=当時(16)=が誘拐、殺害された事件で、無期懲役が確定している石川一雄さん(70)=94年仮出所=とその弁護団が求めている第3次再審請求について、東京高裁第4刑事部(門野博裁判長)は10日、裁判所と東京高検、弁護側の3者による協議を行った。弁護団によると、弁護側が検察側に求めている未開示の証拠について、10月末までに検察側が開示の意思などを裁判所側に伝えることなどで合意。12月に2度目の3者協議を行うことになった。3者協議が開かれたのは、77年の第1次再審請求以来、32年ぶり。
協議後に会見した弁護団(中山武敏団長)によると、協議には高裁、高検側それぞれ2人、弁護団12人の計16人が参加。約1時間にわたって協議した。弁護側はこれまで、2006年に第3次再審請求をして以降、犯行現場のルミノール反応検査報告書など22項目の証拠を開示するよう求めてきた。これに対し、検察側は開示を拒否。平行線が続いていた。弁護団によると、高検側は証拠開示の可能性について、「10月までに返事ができるかは分からない」と明言を避けたという。
会見で中山弁護団長は「証拠開示について、裁判所側の積極的な姿勢が見られた。石川さんの無実を証明する第一歩だと思う」と話した。
石川さんは女子生徒を殺害したとして、64年、浦和(現さいたま)地裁で死刑判決。74年に東京高裁で無期懲役判決を受けて上告したが、76年に最高裁が棄却、無期懲役が確定した。弁護側は無罪を主張し、77年に再審請求したが棄却された。


30年ぶりの三者協議ということで、ひょっとしたら?との思いもよぎる。門野裁判長は来年3月に退官予定であるが、果たして、どっちの置き土産をするのか?12月に向けて予断を許さない時間が続く。

◆写真・三者協議後記者会見で、「証拠開示、事実調べすれば無実は明らか」の話す石川一雄さん(「冤罪・狭山事件」のホームページより)
# by sayamaziken | 2009-09-12 15:09 | 2009年9月 | Trackback | Comments(2)


< 前のページ 次のページ >