第三次再審請求を前にした22日、豊中では恒例の「狭山・市民アピール・デー」がとりくまれた。デモには約100人が集まり、いつものコースを40分かけて歩いた。警備の警察官が、デモに慣れていないせいか、隊列を切ったり、信号で止めたりして、イライラさせられた。ほんと、きちんと仕事やって!と思う。
その後、狭山弁護団の川端弁護士を招いて学習会を久しぶりにもった。50人ぐらいだろうとふんで資料を用意したが、10部ほど足りなかった。やはり、痩せても涸れても「狭山」は息づいていることを改めて感じた。
川端弁護士は、狭山弁護団の事務局長をつとめる中北事務所の所属で、昨年10月の弁護士登録とともに狭山弁護団に加わった若手だ。この日は、自身が担当した「万年筆」と「音声について話をしてくれた。これが初めての機会ということだったが、丁寧かつ落ち着いた話しぶりだった。川端さんのような若い弁護士の新鮮な感覚が狭山を動かす力になる事を期待したい。