●「解放新聞」第2830号(17.10.9)より
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「主張」が言うように、すでに確定判決は体を為してしない。ボロボロだ。今すぐにでも再審開始決定が出ても何らおかしくはない。しかし、東京高裁第4刑事部(植村稔裁判長)は、一部の「証拠開示勧告」をして、お茶を濁そうとしている。一線を越える様子はない。このままだと、植村裁判長は遠からず「異動」するだろう。もちろん、置き土産などするはずはない。その意味では、ここは攻めどころだろう。定型・恒例の取り組みでよしとするのでなく、それらを超えるものを提起し、うねりを興すべきだ。