午前は大阪府連の「旗開き」があり午後は支部の「新年のつどい」があった。前者は太田知事や関市長、連合大阪の会長、民主党関係者などのあいさつのあと北口書記長が1時間ほど話をした。誰もおかしなことやまちがったことは言ってはいないのだが、こうしたセレモニーにはいかなんともしがたいアクがあり、素直には腑に落ちないところがつきまとうように感じてしまうところがある。大事な問題提起をしているのだが、それを受け止める場としてはとてもふさわしいとは思えない。ちがった場で同じことが提起されれば、いくらかの議論も起こるのだろうが、こうした場では聞き流されるのがおちだ。もちろん、それを承知のこととは思うけれど。
で、後者は、第1部はスライド(パワーポイント)で2005年のふりかえり、第2部はビンゴゲームというこれまたここ数年のパターンで、お茶とお菓子でなごやかにおこなわれた。参加者のほとんどが女性というのも前者との大きなちがいだった。
さて、日本海側は今日も明日も大雪が続くという。テレビの画面を見ていて思い起こすのは「38豪雪」(1963年といえば、「狭山事件」があった年)で、小学校6年生のときだ。玄関は雪で埋もれ、雪の階段をつくって外に出なければならず、道路は両側には雪が山のように積まれ、真ん中に人が歩く道だけがあり、道路際の川は除雪された雪で埋め尽くされていた。まさにどこを見ても雪、雪、雪だらけで、雪かきに追われた。
こうしている今も降り続く雪。すでに60人近くの人命が失われ、自治体や自衛隊がやっと動き出したようだが、やはり弱い者により重くのしかかかるのだ。
●写真:横なぐりに吹きつける雪(1/3福井)