「読売新聞」(3月31日)朝刊
その①「いわき~竜田」
4月14日、東京で開催された「狭山全国活動者会議&住民の会交流会」に参加たあと、「特急ひたち23号」(東京発17:53-20:15いわき着)で福島に向かった。
これまで石巻(2011年8月と2103年6月)、広野町(2012年3月)、南相馬市(2013年2月)などを訪れてきたが、福島第一原発周辺は常磐線が寸断され、いけないままだった。それが不通区間に「代行バス」が走ることになり、是非にと思っていたが、この機会にと思い立ち、旅程を組んだ。
14日は「いわき」泊まり。夜のNHK福島局では、川内村の帰還率が8割を超えたとのニュース。仮設住宅や借り上げ住宅の無償提供が終了した影響と報じていた。支援を打ち切り、追い立てる無慈悲な政策の結果ではなかろうか。
翌15日、常磐線(いわき発7:50-8:21竜田着)と代行バス(竜田発8:30―8:50富岡着)で「富岡」に向かった。
朝のいわき駅は高校生で賑わい、どこにでもある風景だった。
竜田駅のトイレには「福島県核燃料税交付金施設」の表示。
代行バスは立派で驚いたが、ぜいたくにも乗客は私一人だった。
途中、「福島第二原発」の標識があり、原発への連絡道路と思しきものも見えた。