掘れば掘るほど次々と疑惑が持ち上がる「森友学園」をめぐる事件だが、ひとりでに起きた事件ではなく、人の手がいくつも介在した結果であることは明らかだ。辻褄を合わせ、証拠は隠滅したはずだが、ポロポロと漏れ出してくる「事実」と驚くべき教育の実態。火の粉をかぶりそうになってから、「私は関与していない」と居直る首相。見苦しいにもほどがある。自らの信念・信条と合致していたことをお忘れか?
今日の「読売新聞」も「続報」している。当初は、他人事で済ましていた松井知事もあわてふためき、地元の豊中市も市長と籠池との関係を含め、足元がぐらつきだしてきた。闇は深いが、事実は一つだ。それを知りたい。
●「読売新聞」(2月27日)朝刊より
●「読売新聞」(2月27日)夕刊より