●「読売新聞」(2月15日)より
片隅の記事だ。うっかりしていたが、「叙位」などというこんなものが生きていたのだ。何だか亡霊のような気がするが、「叙勲」と並ぶ栄典だ。その根拠は「位階令(大正十五年十月二十一日勅令第三百二十五号)」にあり、最後に、附則「叙位条例ハ之ヲ廃止ス
附則(昭和二二年五月三日政令第四号) この政令は、公布の日から、これを施行する。
附則(平成二八年四月一五日政令第一九九号)との「附則」がある。
「正一位」「従一位」・・・「正八位」「従八位」まで16段階ある。正三位(しょうさんみ)とは、
位階及び神階のひとつで「おおいみつのくらい」とも読むらしい。
なんともはや、いかんともしがたい国だ。差別の根は深い。