25日10時から行われた第2回口頭弁論の最大の注目は、法廷が大法廷に変わり、その傍聴席が埋まるのかどうかにあった。前回(10月)、抽選に漏れて傍聴できなかった人がたくさんあったことを気にしたのか、次回の日程を決める際に、長谷部幸弥裁判長(第3民事部合議4係)が大法廷をしつこく勧め、そうなった経緯がある。リバティ側にとっては、それはどうかという心配もあり、イマイチ乗り気ではなかったが、決まった以上、満席にできるかどうかはとても大事なことだ。
おそらく、裁判長はいわゆる値踏みをしたのだろう。この裁判にリバティ側がどれほどの力を示せるか、社会的関心はどれくらいのものか、大法廷という器にふさわしいかどうか、試してみたかったのだろう。
9時半前に裁判所に付き、傍聴券の抽選があるはずと、府連の事務局に尋ねると、「大法廷に行ってください。もう並んでいます」とのこと。あれ?と思いながら、大法廷に行くと、入り口からすでに列がのびている。70人くらいある。えっ、抽選はないのか。早いもの順なんだと合点。列はその後もどんどん延びていった。
20分くらい待つと、順に法廷に招じ入れられた。おお、満席、壮観だ。
この日はリバティ側の弁護士が提出した書証の要旨を10分ほど読み上げた。大阪市のリバティつぶしの不法性、歴史的経緯を無視した暴挙であることを明らかにした。
最後に、次回の日程が確認された。3月11日(金)10時~、同じく大法廷となった。今回同様、90の傍聴席を埋め尽くそう。
で、次回は抽選が行わtれることになった。というのも、今回、傍聴はおろか抽選もできなかった人が続出したからだ。おそらく、裁判所は先着順でも問題はないだろうと読んでいたのだろう。ところが、140人も来たものだから、その読みは外れ、予想外の事態になった。裁判所にとっては明らかな不手際であり、失態だと言える。だから、次回は抽選となった。
初戦も今回もリバティ側が圧倒した。このままの勢いで、この裁判を大阪市を裁きの場にし、裁判j所にもしっかりアピールしていけば、きっと結果はついてくるはずだ。