19日、秋晴れの奈良公園では鹿たちがのんびりとした姿を見せていた。
参議院本会議で「戦争法案」が可決されて12時間後、奈良県立文化会館国際ホールは人で埋まった。1000人委員会呼びかけ人がそれぞれに思いを語り、政党代表が決意を述べた。闘いは終わりではなく、ここからが始まりだと確認する。メインは、講談師の神田香織さんが、「戦争法案」と安倍政権への痛烈な批判、「はだしのゲン」や「チェルノブイリの祈り」の持ちネタを織り込みながら講談の世界に至った軌跡など、熱弁をふるった。
その後、3つに分かれてのデモ行進を力強く行った。