身近な新聞は報道しなかった「9.22東京大行進」だが、その歴史的な意味はとても大きい。下の記事は、週刊金曜日(9月27日号)のものだ。
この取り組みには様々な人が賛同人になっているが、私の贔屓のブルーズ・シンガー永井“ホトケ”隆も名を連らねている。とてもいい。
●永井ホトケ隆 (ミュージシャン)
アメリカに滞在中、私もカラード(有色人種)として嫌がらせを受けたり、罵られたり、明らかな差別を受けたことが何度かあります。アメリカの音楽や文化が好きでこの道に入り、アメリカにいることが嬉しいのに何とも惨めな、悲しい気持ちになりました。そして、最後は怒りになってしまいます。怒りをもって「あなたたちはレイシストなのか!」と主張しなければならなかった時のつらい気持ちと、逆に何かされるのではないかという怖さがありました。何しろ銃の国ですから。それでも、アメリカを嫌いにはなりません。外国から日本が好きで学びに来る人たち、日本で一生懸命生きている人たち、日本を知りたくて旅に来る人たちに私が味わったような苦い気持ちは味わって欲しくない!