毎日新聞 4月7日(日)12時39分配信
部落解放同盟府連合会の第60回定期大会が6日、大阪市住吉区の市民交流センターすみよし北であった。
約300人が参加。インターネット上での差別的な書き込みや、戸籍謄本などの個人情報が不正に取得される事件が全国で相次いでいることが報告された。また、大阪市が、市民のサークル活動などの場になっている市民交流センターの廃止を検討していることに対し反対活動を続けていくことを改めて確認した。
大会では、解放同盟の前身「全国水平社」の創立100年となる2022年に向けた活動指針「新たな部落解放運動への挑戦」を発表。「社会でさまざまな困難を抱えた人たちと連帯し、頼りにされる組織の実現に向けて、不断の改革を断行していく」とする大会宣言を採択した。【遠藤孝康】
4月7日朝刊