昨日、豊中・狭山共闘」の運営会議があり、5月に向けた取り組みを議論した。事務局からは、①例年行っている「市民アピール・デモ」、②駅頭での街宣行動、③大阪集会への参加、④中央集会への参加と高裁・高検への要請行動が提案された。
が、案じた通り、「議論」にはならず、①は5月22日に行う、②は今回は見送る、③は各団体で対応、④は中央集会への参加の有無を事務局に連絡し、それをふまえて要請行動を検討するという結果になった。
「狭山50年をどう闘うか?」と問われて、あれやこれtやの意見が出ることは考えられないから、事務局がいくつかの案を出すというのは仕方のないことだろう。しかし、その案の内容如何を論ずる前に、問題はそのプロセスにあると思う。
大切なことは、日頃から「狭山」に関する情報提供をきちんとやることではないか。出席した団体の担当者といえども、「狭山」」についてはあまり情報を持ち合わせていないだろう。だから、「意見を!」言われても、窮してしまうのは当然だ。ここの隘路を埋る手立てを講じないと、どんな優れた案も術ってしまう。
そして、こうした状況は「豊中」に限ったことでもないだろう。だからこそというか、その意味でも、全国各地での取り組みの相互交流は不可欠になる。それらに触発され、学び、活かすためにも。