災いは思わぬところにある、というより、己のありようが招き寄せるものでもある、そんな実感を抱いている。年末年始休みで、気も緩んだこともあるが、いい気分に乗りすぎて、つい深酒をしてしまった。そのあげく、帰り道で転倒し、したたかに顔面を打ちつけ、救急搬送となってしまった。
見るも無残な姿に変わり果てるほどの傷だったが、酒の力というのはおそろしいもの。映像も声も痛みも含め、一切の記憶が飛んでおり、翌朝、顛末を聞かさされて初めて知る始末。事の詳細は書くことがはばかれるほど、惨憺たるありさまだから割愛する。
したがって、ただいま、膿とかさぶただらけの顔で、連休明けまで自宅療養中。2011年のスタートがこんな仕儀になるとは誰が知ろう。災い転じて福となればいいがと思う。